ようやくうまく行きました。必要だったのは /lib/udev/rules.d/ と /etc/modprobe.d/ に設定ファイルを作ることでした。それぞれ udev と modprobe 用の設定らしいです。
ググると無線LANアダプター用の設定も同様のファイルを作るらしいんですが、オプションをどこまでつけるかでつまづいていた模様。わかってる人から見れば「どこで引っかかってるかわからない」ぐらいかも。^^;
まずは udev 用に 101svideocap.rules というファイルを作りました。名前は適当ですが、先頭の数字順で処理されるので、最後に処理されるように3桁の数字をつけています。拡張子は固定です。
SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="xxxf",ATTRS{idProduct}=="xxxx", RUN+="/sbin/modprobe XX2XXX XXX"
中身はこんなかんじです。USB に idVendor が xxxf で idProduct が xxxx なデバイスがつながれたら RUN 以下のコマンドが実行されます。これだけ作った状態で接続すると /sys/ 配下(?)にデバイスが現れます。
次は modprobe 用に svideocap.conf というファイルを作ります。こちらも名前は適当、拡張子は固定です。
install XX2XXX /sbin/modprobe --ignore-install XX2XXX XXX; /bin/echo "xxxf xxxx" > /sys/bus/usb/drivers/XX2XXX/new_id
こっちの方は中身をよくわかってないんですが、指定されたデバイスに対してインストールするドライバーを指定しているはずです。これがうまく動くと /dev/videoX (Xは数字)が現れます。
あとは現れた videoX を指定して tvtime を起動します。デフォルトは video0 らしいのでウェブカメラとか他にビデオ系デバイスがつながってなければ指定なしでも大丈夫でしょう。
割と早い時点で無線LANアダプター用の設定は見つけたんですが、PCA-DAV3 にあわせて書きなおすのに何時間かかったんだろう…何とかなったので結果オーライですけど。うまく行った時の達成感も格別だし。 😉
もちろん「これじゃダメよ」「そうじゃなくて」などなどツッコミ大歓迎でございます。
※今売の雑誌記事内容ですのでドライバー名などは伏字にしています。12月予定の次号発売後には CC ライセンスで pdf が公開されます。