バイタク/タクシーと対照的にバスはどれもまともでした。一度だけおつりがないと言われたけど、毎回ちゃんと領収書くれたし。
ベトナムの路線バスは乗ったら車掌さんが料金の徴収に来るので、目的地を言って料金を払います。すると領収書みたいなのをくれますが、数種類あるようだったので、距離別運賃になってるっぽいです。綴ってあるところから1枚とってそれを途中まで破いてから渡してくれますので、破くのが検札とか使用済みのマークなんだと思います。
バスは途中で止まることがよくあります。止まると運転手さんは一服しつつ、車掌さんは止まったところにいる同じ制服を着てる人から何かのチェックを受けている様子。同時に車内の人数もチェックしているようでした。チェックシートのようなものに記入しているところを見ると客数と領収書の確認というのがいちばんありそう。単に一服だけ、というのもありました。
ネットでバスの情報を集めるとダナン-ホイアン間の路線バスで外国人料金を要求されるという話が良く出てくるのでちょっと身構えてた所もあったんですが、特にトラブルもなくて良かったです。でも、言い値の外国人料金って領収書はどうするんだろう?
同様にハノイの場合は路線バスはすごく混雑しててスリが多いという話も少なからず出てきます。これも怖かったんですが、混んでるバスは避ける、というかそこまで混んでるバスに乗らなくて済んだので助かりました。
鉄道だとそれなりに開けてるところしか行かない、というか鉄道が通るとそれなりに開けた場所になりますが、バスは場合によっては帰りの便を心配しなきゃいけないような可能性もあります。行きはよいよい帰りはこわい。その分ディープなところが見られて楽しかったりもするんですが、くれぐれもご利用の際はお気をつけて。