ベトナムで値段が決まってるのは公共交通機関と世界遺産の入場料だけです。あとは全部交渉次第。

交渉とは言っても最初は落としどころが全く見えませんが、バイタクやタクシーとは違ってそれなりに納得できる値段を提示してくれることも少なくないので、何度か買い物をしてるうちになんとなくの価格が見えてきます。

ベトナムでもっとも多く購入し、かつもっともおいしいものは「水」ですが「ばおにぅてぃぇん？（いくら？）」と聞いて返ってきた答えは 25,000VND 〜 7,000VND でした。サイズは 1.5L のペットボトルです。

最多価格帯は 10,000VND 〜 15,000VND でしょうか。10,000VND で冷えてればまぁいいか、 15,000VND なら手を振って立ち去るか交渉します。

最初は水とビールを一緒に買うときもいちいち値段を聞いたりしてたんですが、ある程度値段の予想がつくようになったら「まとめていくら？」と聞いたほうが交渉しやすそうだと気づきました。しかし実際やってみるとなぜかソコソコの値段が出てくる。不思議なもんです。

食べ物屋の場合はなんか交渉しにくい感じですが、値段を聞かずに食べちゃうのはこわいので必ず確認して、「えー？」と思ったらやっぱり笑いながら手を振って立ち去ります。はっきり言ってめんどくさいので、最後のハノイとかだとメニューがあるお店で食べてました。ちょっと高めだけど、バイクの排ガスにまみれなくてもいいし、気分的にも楽しめます。てか現地の人は値段が書いて無いとこでメシ食うのって怖く無いんかな？

さんざん飲んでたペットボトルの水ですが、日本で色々ググってたらコピー品も出回ってるとのこと。ペプシコとかネスレとかの製品が多かったのでちょっと気にはなってたんですが、コピーはまるで考えてませんでした。値段のバラツキはこのせいもあったりするんかなぁ？