IntelliMouse Explorer


IntelliMouse Explorer手もとに届いたのは4月1日だったんですが、そろそろなじんできたようなので使い心地などを。

これを手に入れる前は Logicool 製のエントリー(バリュー?)クラスモデルを使っていたんですが、いつごろからかホイールを回したときのカリカリ音が耳障りに感じるようになってました。と同時に中指をホイールの上へ置くと左右対称の形だと手の中での収まりが悪かったので乗り換えを決定しました。

問題は乗り換え先ですが、以前はずっと Microsoft のいわゆるナス型マウスだったのでそっちへ、と出来ればいいんですが、現在ナス型はボール式のみ。光学式では IntelliMouse Explorer 以上からしか右利きデザインになってません。ぶっちゃけるとお高いラインなわけです。が、キーボードと同様最近の価格改定でお求めやすいレベルに下がってきてくれてます。おほほほ。というわけで、ワタシの入力デバイスは Microsoft が独占状態となりました。

製品の位置づけとしては中の下、もしくは下の上?有線だし、赤い光だし。最近のはやりはワイヤレスでレーザーですが、どっちも必要を感じないのであえてここを選択しています。ワイヤレスは以前使ったときに反応が微妙だったのと、現状の精度で困ることはないのでレーザーは必要ないかな、と。マウスをひっくり返したときにまぶしくないのはちょっとうらやましいけど、ちょっと寂しい気もするし。(笑

そして肝心の使い心地。やっぱりね、右手専用は握ったときにしっくりきます。しばらく忘れてましたが、指と手のひらがはまりこむような感触はたまりません。そして肝心のホイール。一部で「ぬるぽホイール」なんて呼ばれているヌルヌルとした感触の回し心地は好き嫌いがあるかもしれませんが、少なくとも静音性という点では抜群です。カリカリ音が消えてくれてすっきりしました。

ただし、この「ぬるぽホイール」は利点ばかりではありません。普通のマウスでは簡単にできる「1ノッチ分の回転」がとても困難です。具体的に言えばブラウザで複数のタブを開いているときに、タブの上でマウスホイールを回転させてタブを切り替えるようなときに、1ページずつ切り替えるのにとんでもなく疲れます。普通のマウスだと1回「カチッ」と言わせればOKなんですが、それが大変。なにせカチッと言わないわけですから。もちろん不可能ではないですし、ある程度慣れればそれなりに出来るようにはなります(なりました)が、クリックして選択したほうがはやいし正確です。

実はこのタブ上でのホイール操作についてはネット上であらかじめ情報として知っていたので購入前から気になっていた点でした。そして自分で使ってみて実際にそのとおりだったわけで、キーボードの時もでしたが、やっぱりネット上での評価というのは無視できないもののようです。というのは正確に表現できてる気がしません。評価を知るのにネットは有用、と言ったほうがしっくりきそうです。もちろん玉石混交の中から情報を拾い上げて分析する必要はありますが。って、話がそれてます。

ワタシがこれを購入した動機はホイールの動作音と握ったときのフィット感の2点だったわけですが、それ以外の特有の機能についてもちょっとだけ。まず親指近くに配置されている2つのボタンですが、ワタシの指は届きません。もちろん多少意識して指を動かせば届きますが、そんなことするぐらいならキーボードや右クリックメニューから操作したほうが全然はやいです。単純に指の長さによる位置関係の問題かもしれませんが、ワタシにとっては位置が合ってませんでした。

もうひとつ特徴的な機能はホイールを横方向へ動かす(傾ける?)ことで横スクロールが出来ます。が、この機能はなんというか、忘れます。そういう操作をできることが頭に残らないと言えばいいんでしょうか。普通に横スクロールさせたあとに「そういえば」と思い出すこともありますが、大抵は思い出しもしません。使い込みが足りないのか、ワタシの頭が固いのかのどちらかが原因かもしれませんが、これまであんまり役には立ってません。

というわけでかなり満足中の IntelliMouse Explorer でした。ユニバーサルデザインもいいですが、左右専用のマウスはやっぱりイイ!という感触です。左手メインのマウスも有線無線ぐらいは選択肢があるようです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です