光化学スモッグ?スモック?


正しくはsmoke(煙)+fog(霧)が由来の造語なので「スモッグ」らしいです。ちなみにスモックだと幼児が着るような頭からかぶる、ボタンなどがない衣服になる様子。小学校の社会科で習ったときから気にはしつつ放置していたんですが、この機会にググってみました。というのは今日の新聞一面でこの記事を見たから。

光化学スモッグ、九州・中国5県で注意報…異例の広域発令

って、えぇぇええぇぇぇええぇぇ?光化学スモッグって昭和40年代の話だとばかり思ってましたですよ、いやマジで。実際これまで身近なところで聞いたコトなんてなかったし。工場の近くで大牟田川が虹色だった時代には大牟田でもあったのかしらん?唯一聞いたことがあったのは、大阪から転校してきた友達が「外へ出るなといわれてた」といってたことぐらい。正直、別の世界の話でした。

私の頭の中では光化学スモッグ→昭和40年代→イケイケドンドンで突っ走ってきたものの、いろんなムリが表に出てきてみんながそれに気づき始めた頃、という印象。なのでその後の規制や技術革新、さらには意識変化で環境負荷が下がり、光化学スモッグのようにあからさまな現象は過去のものになった…と認識してたんですが、正しくなかったようです。ググってみると関東の近辺なら現在でも光化学スモッグ自体は珍しいものではない様子。とはいえ昭和40年代からずっと続いているかといえばそうでもなく、近年復活したものであるとのこと。成層圏のオゾンが減って、紫外線が増えたことで化学反応が…というような推論がされているようです。とはいえ光化学スモッグの原料(?)としてそれなりな量の(車に限らず)排ガスというものが、推測可能な範囲(大都市圏)で供給されているというしくみは理解できます。しかし今回注意報が発令された地域を見てみると

発令地域は▽山口県宇部、山陽小野田、美祢の3市▽福岡県福岡、北九州、筑紫野、春日、大野城、太宰府、前原の7市、那珂川、二丈、志摩の3町▽長崎県佐世保、諫早、平戸、松浦、壱岐、五島、西海の7市▽熊本県天草市の一部、苓北町などの一部。それぞれで0・12?0・153ppmを観測した。

北九州・福岡都市圏はともかく、長崎・熊本県内はどう考えても大量の排ガスを発生するようなところじゃありません。周りは海ばかりだったり、そもそも島だったり。となると、どこから供給されてるのかが問題になるわけですが…思い当たるのは海の向こうしかないんですが、どうなんでしょう。

偏西風に乗って、とはいえこれだけの距離があればそれなりに拡散もするでしょうに、それでも危険濃度まで上昇するってことはお膝元(?)ではどんな状態なんでしょう。もちろん、そんなことは気にしないのが共産主義ってものだということはわかってますが、やっぱコエー。しかもいったいどんなものが飛んできてるのか気になるけど、知りたくないというとてもアレな気分。さすが中華、と言うところでしょうか。 😡

最近メラミン入り小麦粉とか毒入り医薬品とか個性的な輸出品が目立ちますが、光化学スモッグも同じシリーズなんでしょうか。そういった世界的にレアなアイテムは、ぜひ国内への供給を御優先ください。 8)


“光化学スモッグ?スモック?” への0件のフィードバック

  1. 光化学スモッグといえば、その時代に空から降ってきていたケセランパサラン。アレは一体何なんでしょうね?最近ではヤフオクでも売ってますが。動物?昆虫?植物?
    オシロイの粉を食べると言うことは重金属がお好み?ってコトは光化学スモッグの微粒子を食べるってコト?イイじゃん。大量に中●に送りつけよう!!

  2. 基本ラインとしては大切にしまっておくとシアワセを運んでくれる…というようなものだったと記憶してます。
    仏壇とかそういうところから取り出される感じ。

    ヤフオクってそんなものまで売ってるんですか。すげー。

    でも輸出したら、ピンクとか水色とかラメとかの粗悪品になって帰ってきそうな気もします。 👿

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