ホイアンからフエへの移動はバスを利用しました。路線バスではなく、ベトナムの旅行会社が運行しているバスです。この旅行会社はハノイからホーチミンまでの区間で独自のバスを運行しています。
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バスに乗るにはもちろん窓口へ行かなければなりません。ガイドブックを見ていったところ移転しているらしく見あたらなかったので、ホームページに書かれている住所を頼りに探してみました。
住所は通りの名前と番地でしか書かれていないので「こんなんで探せるんか?」と思ってましたが、実際に通りへ行ってみるとすべてのお店の看板に番地が書かれていて、しかも順番に並んでいるのですんなり見つけることができました。確かにこれならホームページに地図はいりません。
翌日のバスに乗りたかったので空席があるかちょっと不安だったんですが、あっさりOK。ホイアンを 13:30 発のバスを予約しました。料金は 85,000VND だったかな?明日は 13:00 までにここへ来るように言われました。
とりあえずちょっと(かなり?)早めに窓口へ行き、チケットを見ていると「出発の 30 分前までにチェックインしろ」みたいなことが書いてあったので窓口のおじさんにチケットを見せるとなんかごそごそやった後、ペットボトルの水をくれました。サービスでもらえるらしいです。
そのうちワゴン車が前の道路に止まり、バスターミナルまで乗せていってくれました。バスターミナルといっても広めの空き地といった風情です。バスはいわゆる観光バスサイズ。しかしほぼ空席です。もう1便ワゴンがやってきましたが、それでもやっぱり半分以上空いてました。
ホイアンを出るとまずはダナンへ向かいます。数日前に見た風景が逆方向に流れるのを見ていると1時間弱ぐらいでダナンへ到着しました。ここではターミナルではなく、道路脇にとまった感じでしたが、たくさんの人が乗り込んできて、ほぼ満席に。旅行者っぽくない人の方が多かったような印象です。
ダナンを出るとしばらく海岸線を走りますが、だんだんと道が上り始めます。ダナンとフエのあいだにはハイバン峠と呼ばれる名所かつ難所があります。以前は峠を登っていたらしいですが、現在はトンネルが開通してダナン-フエ間の所要時間が大幅に短縮されたのだとか。
トンネルの入り口には日本の ODA で作られたことを示す看板が掲げられていました。
トンネルでショートカットできるとはいえ、トンネルの前後にはそれなりに山道があります。ですので、途中2台ほどトラブルで止まっている大型トレーラーを見かけました。日本だと見物渋滞が起きそうですが、周りの反応から想像するに、わりと普通の光景のようです。
ハイバン峠を越えると天気が変わり薄曇りに。時々ガラスがポツポツぬれることもありましたが、本降りになることなくフエへ到着できました。ほぼ予定通りの時間だったんじゃないかな?