いつの間にかバージョンがあがってその上新機種もでちゃってます。RD-XD71。巷では「お手軽地デジチューナー」として注目されてるらしいですが、うちの RD-XD71 には B-CAS カードすら刺さってません。というわけで地デジ系の話はナシ。ネットワーク系のオハナシです。
前回以降の目玉といえばなんといっても DLNA サーバ機能の追加。 RD-XD71 へ同時に2クライアント(って言い方でいいのかな?)まで接続できます。というわけでクライアントが必要。対応のハードウエアがあればそれで OK です。I-O DATA の LinkPlayer シリーズとか。ハードウエアが無い場合にはもちろんソフトウエアで。市販ソフトもありますのでそれもいいですが、サーバソフトとセットだったりしてどうも割高感が。TV キャプチャボードに付属している場合もあるらしいですが、フリーのツールを探してみました。
RDLNA
DLNA クライアントというわけではなく RD 専用ツールだそうです。RD-X4EX_ManiaX さんにミラーリングされてます。使用法は付属のテキストファイルに書かれているのでしっかり読みましょう。起動して接続ボタンを押すと左側にフォルダ、右側にファイルが表示されます。PC へコピーしたいファイルをダブルクリックして連続 DL のリストへ追加します。もしくはファイルを選択した状態で「VLCで再生」のボタンを押せばストリーミングで再生が始まりますが、早送りや巻き戻しの操作が行えません(環境によって違うかも?)のでオススメしません。
RDLNA は電源投入からファイル指定、電源offまで操作できるので本体と離れた場所に PC があるような場合でも RD-XD71 のそばまでいく必要がありません。
RD-XD71 の DLNA サーバには同時に2つ接続できます。とはいってもダウンロードを始めると RDLNA は操作ができなくなりますので RDLNA をもう1個起動してください。2重起動するメリットは、例えば4つのファイルをコピーしたいとき、1つの接続で4個に比べて2つの接続で2個ずつだと半分の時間で終わる事です。とはいえ、1つダウンロードが終わったらそれを再生するような場合はあんまり意味がないかも。
使っているうちに気づくと思いますが DLNA 機能とダビング機能は排他になっています。片方の機能を使っているときは、もうひとつのほうは出来ません。ですのでダビング中に DLNA 機能は使えませんし、DLNA 機能を使っているときにダビングも出来ません。
LANDE-RD
前回までは VirtualRD のみを使ってましたが最近 LANDE-RD を使い始めてみました。非常にシンプル。そして PC → RD の書き戻しがわかりやすいです。ただし、書き戻せるのはダウンロードしたそのままのファイルのみ。PC で編集などをしたファイルは書き戻せないそうです。書けても読めないだっけ?まぁ、そんな感じでとにかくダメ、最悪初期化が必要になるとかならないとか。チャレンジするときは自己責任でどうぞ。
これは両方に共通する事柄なんですが転送速度について。本体側で録画が行われていない場合は 1700kB/sec 前後、録画中はちょっと落ちるといったところです。DLNA で2重接続の場合はさらに倍。たぶん。ちょっと遅い気はしますが、そんなものらしいです。バスかなんかがボトルネックになってるとのこと。ファイルのビットレートよりは早いので、まぁいいんじゃないでしょうか。LP でしか録画してないし。
余談ですがうちの RD-XD71 はストレージに近い扱いになってます。ファイル倉庫。んー、倉庫とはちょっと違う?とにかく再生は PC。というかダラダラとデスクトップで再生してないとたまっていく一方で……(^_^;