今月の頭からバタバタやってたデスクトップ関係ですが、とりあえず常用できる環境になりました。というわけで構成を晒してみます。
CPU:Phenom II X3 720 BE
じつはこれまで Intel の CPU って買ったことがないので今回も AMD で。中古の PODP なら買ったことあるけど。そんなことはさておき CPU は 905e とかなりどっちにするか悩んだんですが、3?というやる気があるのかないのか分からない「そこそこ」な感じで、ということで決定しました。単純に動作周波数も欲しかったし。
マザーボード:MA785GT-UD3H
GIGABYTE 製。チップセットは 785G です。というか実は最初に 785G で、ってところから構成を考えていったんですが、なぜかマイクロ ATX のマザボばかりで実質これ以外の選択肢は ASUS しかありませんでした。そしてなんだかこっちの方が入手しやすかったのでこちらに。785G はグラフィック内蔵なのでグラボはナシです。一昔前にくらべてえらいことになってるらしいですが、たぶん過度な期待は禁物。きっと「そこそこ」な感じになることでしょう。
メモリ:DDR3-1333 1G x 2
ソケットが AM3 なので DDR3 です。でも素直に 2G x 2 ではないのは OS が 32bit の XP だから。あるハードウェアのドライバが 32bitXP しかないんです。しかもこのメモリ、リテール版なのに横に並んでるバルクのメモリよりわずかにお安いという不思議なものでした。ブリスターパックのメモリなんて始めて買いましたよ。
あと接続するのはドライブ関係ですが、ドライブはすべて前のマシンから流用することにしました。なので PATA → SATA の変換コネクタを1つ利用してます。この変換コネクタも最初はちゃんと動いてくれなくて、というか接続してると BIOS のレベルでこけてたんですが、ドライブの設定をマスターにしてやるとあっさり動きました。パッケージに赤文字で書いてあったんですが、すっかり見落としてて、気づいたのはいろんなもののインストールが終わってしまったあとで、文字通りあとの祭りに。
ちなみにここまででお会計はざっと3万。実際にはこれにケースと電源を購入しました。
そんなわけでたぶん「そこそこ」な感じに仕上がったと思われるマシンですがほんとうに「そこそこ」かベンチを回してみることにします。使ったベンチは比較という意味で以前と同じにしました。
まずはFFベンチ。
前回:Low 5250 High 2950
今回:Low 4654 High 2529
なんか数字が減ってます。AGP の 5200 相手でも、これがオンボードの限界?てかもしや[tegaki]メモリバス幅が 64bit[/tegaki] ってオチですか!?
と思ったら大航海時代 OnLine ベンチ。
前回:フル画面 167-52-133(352)
今回:フル画面 475-207-424(1106)
前回:ウインドウ 118-44-95(257)
今回:ウインドウ 388-198-354(940)
こっちはガッツリあがってます。3倍とかって勢い。これって DirectX のバージョンの違い?もしかして完全上位互換じゃない…なんてことはないよねぇ?
そしてゆめりあベンチですが…なんか配布されてるものが変わってるのかモード選択とかが違っちゃってます。というわけで参考値。
前回:低解像度 1776 / 高解像度 923
今回:640×480 それなり 22082
以前の結果とあからさまに一桁違います。
そして最後は CrystalMark 2004R3。なんか最後の数字が変わってますが完全互換らしいです。というわけで結果はこう。
前回:GDI 11238 / D2D 3244 / OGL 5155
今回:GDI 10065 / D2D 2548 / OGL 10721
…なんか、びみょー。てか数字減ってるし。まぁ以前はグラボさしてたのがオンボードになって変化無し、ってところで満足するとこなのかもしれません。以前だったらとりあえず5?6千円のエントリークラスのボードを買わなきゃいけなかったわけだし。
以上の結果によればオンボードグラフィックチップの実力は6年前のエントリークラスのグラフィックチップ並みという結果でした。この程度だったらクロスファイアさせるよりミドルクラスのボード挿した方が数倍上、というレビューはすごく納得できます。
ゲーム以外だと動画再生支援と CPU のトルクが増えてることで負荷を感じることは減ったかなぁ。ということで、やっぱり「そこそこ」の性能におさまっているようです。