Windows を使っているときに裏で Linux な VM を動かしてるといろいろ便利ですが、普通に VM を起動するとタスクバーに居座られてしまいます。そこで以前からこっそり裏で動作してくれる headless モードというので利用していたんですが、あんまりこっそり過ぎて必要なくなったあとでも起動しっぱなしになっていることが何度かありました。
だったらタスクトレイに表示できたりしないの?とググってみたらあっさりヒット。
VBoxHeadlessTrayがとても便利 – VirtualBoxをタスクトレイに格納する | mutter
前回の記事の1年も前だし…。最初っからこの方法でやっとけばよかったやん。
それはさておき、早速インストールしてみました。ダウンロード→インストールは特に問題なし。配布ページによればソースも公開されているようです。
Topten Software – 配布ページ
使ってみると便利なんですが、最初に VM を選択するのがちょっとめんどくさいです。あからさまにコマンドライン使う人用のソフトなんだからオプションで渡せるんじゃないの?と配布ページをもう一度よく見たら思ったとおり。起動時に VM 名を引数で渡せるらしいです。
CommandLine Arguments
Usage: VBoxHeadlessTray [-?|-h] [-np]
-np: don’t power on the machine
-h: show helpvia: Topten Software
ここから先はランチャーソフトとかによるんですが、私が使いたいランチャー(キーボードの機能ボタン)は引数を渡せません。となればバッチファイルです。
start "" "C:\Program Files\Topten Software\VBoxHeadlessTray\VBoxHeadlessTray.exe" yourVMname
そのまま実行ファイルのパスと引数だけだとバッチウインドウが残って意味がないので start コマンドで呼び出します。空のダブルコーテーションは start コマンドのオプションで呼び出すウインドウ名を指定するためのものです。これがないと実行ファイルパスがウインドウ名として扱われ、VM名なんてコマンド無いよ!、とおこられるのでお忘れ無く。
あとはタスクトレイへ常時表示されるように設定すれば完了です。
Bon appétit!