あけましておめでとうございます。とにかくずっと飲んでます。(^_^;
というわけでまだお酒が残ってる感じでゆるーく書いてみました。
タイトルの紅白歌合戦。わたしもしばらく前まではまるで見てなかったんですが、最近は毎年楽しみにしてます。たぶんみのもんたが視界をやった前後ぐらいから?ある程度年をとってから見ると紅白ってすごいです。
まず単純にあの番組が生放送だってところがすごいです。しかもあのクオリティー。もちろんプレッシャーはハンパじゃないと思われます。4時間以上、生放送とか意味がわかりません。
次に出てくる人数がすごいです。ステージに上がる延べ人数ってどのぐらいになるんでしょう?もちろんそれに付随してスタッフの数もとんでもなさそうです。軽く4桁に突入するであろう人数を4時間動かすとか、意味がわかりません。
そしてもちろん出演者。各世代でいろいろ言いたいことはあるかと思いますが、ターゲット層はおそらく全年齢ですから、もうある程度はしょうがないです。10代から90代までの男女とか狙いのつけようがありません。その中で旬や定番をあるていど押さえたラインナップになってるんじゃないかと思います。ミクさんがいないのはちょっと残念だったりしますが、それはそれで「意味がわかりません」という人もすくなくなさそうなのでしょうがないかなぁ、と思います。
こんな感じを基本スタンスとして第63回 NHK紅白歌合戦で気になったこと、つづきます。
まずは金爆。不意打ち過ぎてテレビの前で声を出して笑ってしまいました。あの仮面は座席の上に置いてあったんでしょうか?コンサートとだかだとチラシの束があるところに白仮面?もちろん注意事項としてあのタイミングまでかぶるな、って事になってたと思いますが、前説とかでやってたんでしょうか?そして本番中はカメラがステージを映してる間に AD さんが走り回ってたりしてた?想像するとどれも現実味が低いです。
でも、テレビに映ったのはあの圧巻の画面。一瞬理解できないほどの迫力でした。意味がわかりません。
次に気になり始めたのは客席のサイリウム。やたらと色の統制が取れてます。曲が変わるたびに会場全体が白だったり青だったり。ももクロとかの時は6色ぐらいがちりばめられてました。どう考えたって中央管制してるとしか思えません。というわけでググってみたらそのとおりでした。
NHKホール客席のお客さまにも、演出としてペンライトで参加していただいています。このペンライト、発光色やON・OFFのタイミングを無線機能で自在に変えられるハイテクなものを使用しています。 #NHK紅白
via: Twitter / nhk_kouhaku: NHKホール客席のお客さまにも、演出としてペンライトで参加し …
すげー!
とはいってもさすがに独自開発ってワケじゃないらしい。
#nhk紅白 水樹奈々出演時に使われた無線制御ペンライトとは。(2012.12.31) – Togetter
ちなみに NHK ホールの総座席数は 3601席 NHKホール – Wikipedia 。見事に制御できてましたが、何も考えずにみたらやっぱり意味がわからない光景です。
ここ数年おなじみになってる途中の中継ですが、今回はアフリカのナミビア共和国からの中継が印象的でした。あのアフリカの砂漠と空の色は、デジタルテレビに変わって初めて「さすがデジタル」と感じた瞬間でした。
でも、あの映像ってよく考えたら結構大変そうです。まず、ハイビジョン映像が通るだけの帯域を確保しなきゃいけません。たぶん衛星経由で。それに機材が必要です。映像を見ているとカメラが少なくとも2、もしかすると3台、それにおそらくクレーンも持ち込まれていたようです。加えてスイッチング(?)機器も現地にあったんじゃないでしょうか?
って、荷物はトータルで何トンぐらい?
もちろん NHK では以前にもハイビジョン生中継でイタリアやフランス縦断の番組が放送されたこともありますが、どちらも5日間ぐらいの帯企画(?)でした。しかし今回は 10 分程度の中継です。もしかしたら中継のあとは他のどこかを取材して帰るのかもしれませんが、アフリカまでクレーンを持って行くのって、やっぱり意味がわかりません。
映像だけではなく MISIA さんの歌もすごかったです。実は最初「こんな場所からだし、念のために口パクかな?」と思ってたんですが、後半、マイクから風の音が入ってきて録音ではないとわかりました。インタビュー時に入っていた風の音は、前半偶然入っていなかっただけのようです。すげー。
なんてことを考えながら大晦日の紅白を楽しんでました。
今年もよろしくお願いします。