ポール・ポジションはまさかのジャン・カルロ!しかもそれなりに燃料も積んでる様子です。続いてヤルノ、ニックというわくわくするようなグリッドとなったベルギー GP。しかもバトンも Q2 で沈んだとなれば期待が高まります。
スタートではバリチェロが(ほぼ)ストールして出遅れ、後方がちょっと混乱。1コーナーではヤルノがうまくラインを取れないような感じで2つほどポジションダウン、さらに後方では数台接触?ぐらいの混乱で収まるかと思いきやオゥ・ルージュを抜けて駆け上がった突き当たり(?)レ・コームで多重クラッシュが発生してセーフティー・カー導入というオープニング・ラップに。ここでバトンとハミルトンが消えるといういつものというか最近見慣れた結果にならないこと確定でした。
セーフティー・カーが解除されたあとはオゥ・ルージュを抜けた先で2番手を走っていたキミが先頭を走るジャン・カルロを(たぶん) KERS でパス。どっちもぐんぐん伸びて見応えのあるシーンでした。というわけでレースの勝敗自体はここで確定。ポディウムでは久々にキミがシャンパン飲んでました。
今回はレースの勝敗以外にも見どころが多いレースになったんですが、なかでも一番はトップ2台による2回の同時ピットストップ。このピットストップではトップチームのフェラーリとガチでわたりあったフォース・インディアのピットクルーがすばらしかったです。トラック上でもオゥ・ルージュからの加速競争が楽しい映像になってました。
というわけで久々にスピード感のあるレースだったわけですが、次回はもっと、というより最速のサーキット、モンツァ。次戦イタリア GP は9/13決勝です。
で、フェラーリは誰が乗るのん?