Workrave で肩すっきり


パソコン使ってるとついつい時間を忘れてしまって、気がつくと肩がゴリゴリに凝ってるどころか頭まで痛くなってたりします。こうなってしまうと薬でも塗って寝るしかないんですが、出来れば痛くなる前にどうにかしたいモノ。 と考えるのは世界共通のようで、パソコンを使って体が痛くなるのを予防する Workrave というソフトがあります。

Workrave is a program that assists in the recovery and prevention of Repetitive Strain Injury (RSI).

Repetitive Strain Injury は日本語にすると反復運動過多損傷、となるらしいですが、平たくいえば同じ動作を繰り返して痛くなること…でしょう。 :Pたぶん。詳しくは日本語リーフレット(PDF)をご覧ください。

実はわたし自身が使い始めて3か月以上になるんですが、かなりいいです。もちろん作業した分普通には疲れますが、頭が痛くなったりするような変なダメージは負わなくなってる気がします。

対応 OS は Windows と Linux ですがオープンソースなので誰かががんばれば MacOS でも動くかも。たぶん。ダウンロードしてインストールすればとりあえず勝手に動いてくれます。ただ、日本語を表示してくれません。次のバージョンでは日本語を表示してくれるらしいんですが、なかなか出ないので。とはいえそう難しい設定はありませんので、なんとかなるでしょう。たぶん。 😉

ソフトの動作としては数分ごとの「Micro-break」、数十分ごとの「Rest break」、一日の上限となる「Daily limit」をチャイムとダイアログで知らせてくれるというものです。それぞれの休憩時間中は残り時間を示すダイアログが表示され、マウスとキーボードの操作がブロックされます。休憩せざるを得ない状況ってことです。

とはいえ、作業状況は人それぞれですので休憩のタイミングや長さなどは設定が可能です。というか、たぶんデフォルトでは「Micro-break」が頻繁すぎます。設定画面はデスクトップ右下のタスクトレイに表示されている羊のアイコンを右クリックして呼び出します。

最も左上に位置するチェックボックスは表示しているタブの休憩を有効にするかどうかを設定します。つまり Rest break だけを有効とかもアリ。その下にある見出し Timers の、数字を設定する3個所は上から休憩の間隔、休憩の長さ、Postpone (延期)するときの長さ、を入力します。休憩が頻繁すぎるとか休憩の時間が長すぎる、というような場合はここの数字を変更します。ほかの項目は…デフォルトのままでいいと思います。たぶん。あと、サウンドについての設定は左側の User interface をクリックしてから選択します。

それぞれの休憩の詳細ですが「Micro-break」は文字どおり小休止といった感じで数十秒間の休憩です。没頭してると「え?もぉ??」なんて思いますが、そういうときこそ一瞬動きをゆるめるのが効果的なのかも。「Rest break」はデフォルトで 45 分ごとに 10 分間の休憩が設定されています。普通に休憩って感じです。そしてここがいちばんのオススメポイントなのですが「exercise」として簡単なストレッチなどを画面に表示してくれます。わかっちゃいるけどなかなか継続できないストレッチを定期的に思い出させてくれるのは本気でイイです。この機能だけでも Workrave を使う理由として十分、ってぐらいきもちいいです。「exercise」自体はタスクトレイのアイコンからも呼び出せますが、最初はぜひ「Rest break」として表示されたタイミングでやってみてください。 😀

そうそう、「Daily limit」まで表示されちゃったけどまだまだパソコンを使わなきゃいけない、って時はタスクトレイのアイコンを右クリックして、終了させるか Mode から suspended を選択すれば操作が可能になります。

ほかにも関連機能として、毎日の行動(?)記録を見ることが出来ます。時間に関する記録はもちろん、キーをたたいた回数、マウスのクリック数、移動距離などを表示できます。どんなに少なくてもマウスを毎日 100m 以上操作してるなんて…自分のことながらビックリです。そりゃ、肩も凝ります。 8)


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