先日、筑後広域公園へ行ってきたんですが、公園内を散歩していたら、公園の端のほうに立派なレンガのアーチが目につきました。
上を鉄道が通ってるのはすぐにわかる位置でしたので「へー」ぐらいにしか思ってなかったんですが、もう少し歩くとどうやら現在の線路はちょっと奥に位置しているのがわかります。
現役の線路は複線で電化されてますが、幅から見ると電化はともかく単線っぽい雰囲気。てことはレンガが積まれてるところって、もしや以前の線路?線路のバージョンアップ(?)といえば単線→複線と電化がお約束。ならレンガ部分は一番最初のオリジナルってこと?
もし最初に線路が敷設された頃のものならいつごろ?とWikipediaで調べてみました。ちなみに位置は船小屋←→瀬高間になります。
1891年(明治24年)2月28日 黒崎?遠賀川間が開業。
* 4月1日 門司※?黒崎間、久留米?高瀬(現在の玉名)間が開業。
1965年(昭和40年)7月14日 羽犬塚?船小屋間が複線化。
* 8月26日 瀬高?南瀬高間が複線化。
* 8月29日 大野下?玉名間が複線化。
* 9月1日 船小屋?瀬高間が複線化。
* 9月3日 大牟田?荒尾間が複線化。
* 9月10日 荒木?熊本間が電化。
という流れらしいです。てことは、もし推測どおり開業時のオリジナルだとすると、あのレンガのアーチは明治24年に作られたもの?そして74年ほど使用された、と。時代が時代ですから、SLが煙吐きながら通ってたんだろうなぁ。
さらに現在では新幹線の工事も行われてます。
そりゃもう、明治は遠くになりにけり。です。