サーバー版の Ubuntu を VirtualBox へインストール


思うところあってサーバー版の Ubuntu を VirtualBox へインストールしてみました。ネットワークを設定したのはサーバーへアクセスするためだったので、時系列としてはちょっと変な感じになってます。

VM を作ってインストールして、のあたりは特に問題なく進んだんですが、そのあとちょっとごちゃごちゃしたのでメモ。

インストールが一通り終わると画面がやたら□になります。最初は気にしてなかったんですが、どうも日本語で出力されている部分が化けてる様子。よく見たら使われてるフォントは英字フォントっぽいのでちゃんと表示したければ日本語フォントを使うように指定しなきゃいけない雰囲気です。

これはあれですか?やたら長いパスとかファイル名とかをテキストファイルに書いたあげくさらにサイズごとに指定したりとかしなきゃいけない感じだったりするアレですか?なんてことを想像して「うげー」とか思いながらググってみたところ出てきた答えは「どうせ SSH で接続するんだからほっとけ」というもの。たしかにそうです。ほっときます。

というわけで念のため SSH だけインストール(apt-get)して Putty からつないでみたらちゃんと日本語が表示されてます。ぶらぼー。ところどころ「てにおは」がおかしい気がするのはまた別の話なので気にしません。

せっかくローカルのマシンで動かしてるんですから、ホスト OS とファイル共有できるんじゃないかと調べてみたら、これも出来るらしいので設定してみました。が、そのためには Guest Additions のインストールが必要。デスクトップ版ならウインドウの上の方からメニューをいくつかクリックすればチョイチョイっと終わるんですが、CUI だとそもそもマウントがどうのってところからです。 が、やっぱりこれもググれば出てきました。

VirtualBoxのGuest AdditionsをUbuntu Serverにインストールする方法 – Make組ブログ(移行して http://blog.hirokiky.org/ にあるよ)

たしかにいろいろ「入ってないよ?」のエラーが出ますが、足りないと言われるものを apt-get で足していけば OK でした。

Guest Additions のインストールが終了すると VirtualBox マネージャーから共用ファイルを設定できるようになります。バージョンが新しめなら自動でマウントまでやってくれるので楽ちんです。

これで一応ファイルの共用とマウントまでは出来ますが、このままだとファイル権限関係がちょっと使いづらい感じです。なので通常利用するユーザーを vboxsf グループへ追加します。

VirtualBox 4 における共有フォルダの自動マウントの設定 – ひだまりソケットは壊れない

普通に使うにはこれで OK ですが、これだとやっぱりゲストへはアクセス権がありません。私は共用フォルダーを web サーバーのドキュメントルートにしたかったので自分でマウントの設定(?)をしました。

VirtualBoxの共有フォルダを使う | RISIN’

これで Apache を経由してブラウザからアクセスできるようになりました。

追記:Apache がファイルを作成できるように所有者を www-data にしました。

ところで rc.local って autoexec.bat みたいなものなのかしらん?


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