ホイアンからバスで移動した翌日、フエの王宮へ行ってきました。
フエの街は真ん中に川が流れていて、両岸がそれぞれ旧市街、新市街に分かれています。駅とかバスが到着する旅行代理店と同じく多くのホテルは新市街側にありますので、まずは川を渡ります。
川まで出るとフラッグタワーが見えますので、そっちの方へ向かいます。
堀を渡って城塞内へ入るには門をくぐるんですが、ちょっと躊躇するぐらいどんどんバイクとか車とか通ってます。
フラッグタワーの正面に王宮の入口になる門があります。王宮の入場料は 105,000VND。消費税なワケはないと思うのですが、不思議な設定です。
中へ入ると玉座がある建物がありますが、ほかはほぼ廃墟です。ベトナム戦争で破壊されたあと復元されていません。もしかしたらどれかオリジナルの建物が残っているのかもしれませんが、どれがそうなのかよくわかりませんでした。
壊れた建造物の建材がレンガとセメントにしか見えないので最初は「雑な修復だなぁ」と思ってたんですが、そもそも王宮が作られたのが1805年以降なので当時の先端技術をフランスから持ってきた、ということならそもそも最初からレンガとセメントだったのかも。
その後2次大戦が終わるまでは王宮として使われたわけだし、途中で建造された部分とかは近代の建築技術で建てられてて当然でした。
ひととおり見て回ったあとは入場券がセットになってるフエ宮廷美術博物館へ。皇帝の装束を初めとして阮(グエン)朝ゆかりの品々が展示されています。感想は…ホイアンとか故宮とかより先に来た方が楽しめるかも。
近郊の帝廟とかも見て回るのが良かったんでしょうが、バイタクとか交渉するのが面倒だったのでパス。バイタクを使うのが苦にならない人は新市街と旧市街の移動も結構距離があるので乗り物を使ったほうが楽ちんです。
“フエ” への4件のフィードバック
世界遺産の場所ですが、どうしても別の映画のシーンがよぎる場所です
フエを舞台にした映画は何本かあるらしいですが、どれも見たこと無いです。(^^ゞ
ベトナム戦争もののフルメタルジャケットのエンディングがここでした。
みっきーまうす。
さー!いぇっさー!