だよね?モバイルコンテンツ関連市場(の供給側)にとっては。だってキャリア決済が使えるんだから。
毎月100円とかおしゃれ上級者向けの「悪魔のはね」300円とかをクレジット決済なんてムチャでしょ?そもそもクレジットって時点で大半の学生お断りだし。独自でポイントシステム作るってのもアリかもだけど、結局はクレジットかプリペイド電子マネーとかってことになるし。キャリア決済は初めて決済するときの敷居がすごく低い。あと、寡占だから規模もそれなり。
そうすると、決済面から見たら、モバイルとPC(からのWeb)ってまるで違うモノってことになる。PCだと100円の決済をどうするか、ってのは前世紀からずっと宿題になってることなので。古くはプロバイダが決済を代行(?)したりもしてたけど決定打にはなってない。最近は paypal なんて選択肢もあるけど、結局はクレジットだよね?つまりPCでは決済のラストワンマイルが埋まってない。とはいえ日本ではニコニコ動画のようにPCのサービスと合わせてキャリア決済できるのでかなり好環境と言えそうな気がする。キャリア決済させてもらうのは大変だけど。
で、もしキャリア決済が無かったら、日本の有料サービスってどのくらい残るんだろ?単にサービスを続けるって意味じゃなくて、現状の規模を維持できるって感じで。正直、ヤフオク以外思いつかない。
つまりキャリア決済が使えない海外でソフトとかサービス売るのって大変だよね、相対的に同じクオリティーのサービスを提供しても同じ収益が上がるとは限らないよね、ってことが言いたかったのでした。
ところで最近増えてきたいわゆるスマートフォン。これってキャリア決済使えるんだっけ?もし使えないんだったらキャリアは何とかしたいはず。まぁ最近増えてきてるってことはなんとか出来てるってことなのかも?逆にキャリアに取って代わりたいと思ってるところもあるはず。というかすでにそれを実行してるのが apple 。すでに apple にとってキャリアはただの土管屋にすぎないはず。最初は自分でやるしかなかったって部分もあると思うけど。
そしてキャリアを土管屋、もしくは今風な表現で仮想化できたら一気に視界が開けそうなのも確か。今だと本命 apple 対抗 google 穴 microsoft って所なんだろうけど、いちおう大穴として Intel って言っとこ。
なんてことを妄想してみた文化の日でした。だって携帯持ってないし。