1月下旬頃から中国由来の汚染物質が話題になってます。光化学スモッグは数年前ぐらいからですけど、今回は新顔(?)の微小粒子状物質(PM2.5)ってのもやってきてて、あんまり小さすぎて普通のマスクじゃ防御できないのだとか。
福岡県は県内10カ所に測定機を設置してその数値を HP で公開を始めました。
福岡県庁ホームページ 微小粒子状物質(PM2.5)の常時監視測定を開始しました
えらく対応が早いなーと思ってたら、そもそも監視所自体は以前からあったらしく今回はそこへ機器を追加した、ってことらしいです。そしてリンク先では福岡県の観測データと併せて北九州市、福岡市、大牟田市のデータも公開されています。
あれ?なんか1個だけあからさまに規模が違うところの名前が混じってるんですけど。
しかも監視所の数が9個もあります。そのうち1個は国設ですって。その国設と新地の2カ所に微小粒子状物質(PM2.5)の測定機器が設置されています。
福岡市の場合はクルマの排気ガスを対象にしてる感じですが、大牟田はたぶん違う気がします。場所的に。国設はどこかわかりませんが(2/6追記:市役所の屋上のようです)、新地といえば今は基本住宅地です。昔は競馬場とかもあったらしいですけど。
いろんな煙突と何となく等距離にあるかも?って気もしますが、どこからも遠目な感じ、って気もします。w (2/7訂正)よく考えたらすぐ横に有明海沿岸道が走ってました。主目的はこれと考えるのが自然です。
で、この測定はいつからやってるんでしょう?なんとなくですが、炭鉱の閉山以降に測定機器を追加するって想像がつかないです。
と思ってたんですが国設のほうは平成21年度に設置されたようです。
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring/equipment.pdf
大牟田市のほうは平成24年に機器納入の入札が行われたようです。(新規か更改かは不明)
http://www.city.omuta.lg.jp/jigyomuke/nyusatsu/buppin/kekkabuppin/files/2012-0615-1100.pdf
ググったらあっさり出てきた。google さんマジぱねーっす。
ということは
- 大牟田は大気汚染の監視施設が充実してる
- でも微小粒子状物質(PM2.5)の測定は平成21年以降
ってことのようです。
こんなことでもなきゃ調べないようなことですが、その気になればデータが出てくるってのは、いい世の中だなぁ。
“PM2.5も既に大牟田が何十年も前に通過した場所?” への7件のフィードバック
新地のそれはかなり昔から市営住宅の上に設置されています。
競馬場があったのは小浜のほう(健老町方面説も)で、新地には明治後期から昭和10年代まで遊廓がありました。
競馬場はもっと別のとこでしたか。
飲む、打つ、買う、のうち2つが近くにまとまってたような記憶があったのですが、そもそも頭の中の縮尺が違ってたのかも。^^:
競馬場の推定地はいま小浜県営住宅やイオンへいく道路のあたりなので、まとまってることは違いないです。ただあっというまに閉まってしまったのでどんな競馬場だったのかはまったくわかりません。
そんなにすぐ閉まっちゃったんですか。ちょっと不思議な気がします。
3交代じゃ競馬の開催と休みのタイミングが合わなかった、なんてことはないよなぁ。w
大牟田に競馬場があったのは1930-1932のことでした。
既に荒尾競馬が1928年には発足していたので、そちらのほうに流れたのではないかと推測しますが、同時代の記録が乏しいので詳しことは知りません。
既に荒尾にあるものと同じものを作って早々に閉鎖?
平成になってからも同じような聞いた話のような気がするんですが。
身近なところで歴史が繰り返してたことにびっくりです。
たしかに歴史は繰り返しますね。
当時の競馬は国営・公営に限定されてはいなかったとはいえ、なぜでしょうね。