とりあえず自分で使うには問題なさそうなぐらいに仕上がったので、気づかないところでエラーなどがないか調べてみます。
まずはテンプレートとか CSS とかで問題がないかを確認するために Theme-Check というプラグインを使います。
このプラグインを有効化すると管理画面の外観の中に Theme Check という項目が現れます。ここからチェックしたいテーマを選んで「テスト実行」のボタンを押せばテーマの問題点を羅列してくれます。
表示されるエラーはライセンス表示がない、とかの形式的なところから非推奨のテンプレートタグを使っているなどまで多岐にわたります。しかしそれぞれの項目で Codex へのリンクなどが示されるので解決も難しくはありません。
中には聞いたことの無いような CSS クラスが設定されていない、なんて言われたりもしたので、とりあえず background-color: red; とだけ設定してみたりしました。
あと、多言語対応関係のエラーは自分用ならまるっきり気にする必要無しです。自分のサイトで日本語ユーザー向けに配布する場合も気にする必要無しです。気にする必要があるのは WordPress の公式ページ、というか管理画面からインストールできるところで配布する場合だけですので、やっぱり基本無視で OK な感じになります。
Theme-Check でテンプレートのチェックが終わったら実際にいろんなデータを表示させてのテストを行います。このためのデータが「め組」さんで配布されていますのでまずはダウンロードしてきましょう。
右側のインポートテストデータです。ダウンロードして解凍してインポートします。必要ならプラグインを導入。
このとき、新規にインストールした WordPress なら問題ないですが、すでにデータが入っている場合はすでに存在する投稿と混じってしまうのでチョットめんどくさい感じになります。
対応としては気にしないか、一度 WordPress の中身を空っぽにするかの2択になるわけですが、私は WordPress を一度リセットしたかったので WordPress Reset というプラグインを使いました。
テストデータをインポートしたら実際に表示させて確認します。このときさっき設定した真っ赤な背景が表示されたりしたらもちろん適当に修正します。
思わぬところ、というか横幅関連で思ったよりおかしな感じになってました。ほかにはタイトルが無い記事についての対応が面倒すぎて放置したり。
プラグインやテスト用データのおかげで、あまり手間をかけずに自作テーマの品質を上げることが出来ました。
次は多言語対応をゴニョゴニョしてみたいと思います。やったこと無いけど。(^_^;