大牟田市議会議員立候補予定者への公開質問状が大牟田青年会議所のホームページで公開されています。
立候補予定者34名の行財政改革と最重要と考える政策についての姿勢が一覧できます。素晴らしい取り組みだと思います。これを企画して実行された青年会議所のかたがたはもちろん、回答された立候補予定者のかたがたも誠実に取り組まれている姿勢が伝わってきます。市議会議員選挙は大選挙区制のうえに情報が少ないため、これまでは選択の基準がまるでないどころか「○○さんへ入れてね」なんて「ともだちのともだちのしりあいの…」というノリでしたが今回は選択して投票できそうです。
ただし、公開期間は3月16日より4月12日までの期間限定とのことですので早めにチェックしておきましょう。
さて、肝心の中身ですが、思っていたよりいろいろでした。具体的な施策についてもイロイロだし、内容の抽象度もイロイロだし、目指す方向というか基本的な方針もいろいろです。たった2つの質問ですが、これほど浮かんでくるものがあるとは予想外でした。
内容についてはもちろん、読んだ人がそれぞれ判断すべきですのでおいておきますが、外形だけで気づいたことが。ざんねんながらいくつかの回答はどう見てもコピペです。本当にありがとうございました。:mrgreen:
単純に所属政党の方針と合わせたってことなんだとは思いますが、個人名での回答という部分を重視していただき、前半と後半でわけるなど対策していただきたかったところです。しかし候補者名で検索してみたところ、同じ政党でもコピペに参加してない方もいらっしゃるようす。こういう細かいところは個人的に興味深いです。 😛
そして蛇足だとは重々承知しているんですが、一応プロの端くれとしていわせていただけるとページのHTMLがちょっともったいない。繰り返しになりますが、内容が文句なしに素晴らしいだけに入れ物としてのHTMLが残念。ムリヤリな表現ですが、車をずっとローギアで走らせてる感じ。とはいえ普通にホームページビルダーとか使うとこうなるわけで、もちろんそれは使う側の問題ではないわけで、でも作り方によってはもっと見やすくなったり、携帯からも見れるように出来たりするわけで、でもそういったことをちゃんと広くアピールできてなくて認識されてないってコトが歯がゆいわけで、わけわけ。 🙁
関係ないところでしょんぼりしてしまいました。
閑話休題。この企画は市長選でも行われるんでしょうか、というかぜひ行っていただきたい、と期待を込めつつトラックバック……は送るところがありませんでした。 😛
“大牟田市議会議員立候補予定者公開質問状” への3件のフィードバック
再建団体への転落問題は、個人レベルで軽々しく論じられる問題ではありません。今回同じ回答を返しているのは護憲市民連合市議団(市議会第2会派)です。民主リベラル系会派ですので、背後には自治労市職員労働組合や三井化学労組を始め各組合民主団体等がついております。従って、会派での統一された意識を元に慎重に回答しているようです。その代わり個人のマニュフェストとも呼べる問2の回答には自由度を持たせてあるようです。私はこの回答方式で正しいと確信します。
党として統一性を持つことは、もちろん否定しません。
でも、それが見えないというのはどうでしょう。
今回は文字数制限があったようですが、その中でなんとか表現する、どうしてもムリならその制限の外側で交渉する、などの調整力こそが求められているのではないでしょうか。
ちなみに党は同一ではありません。
私はこの問題は軽々しく論じるべきでないと言ってるだけで、
回答の必要性すらも感じません。
それこそ、本件はかなり昔から論じられてきた内容で「何をいまさら」という感想です。夕張があのようになって初めて、自分たちの足元に煙が燻っていることを認識しているようじゃ話になりませんし、地元経済クラブの連中やマスコミ連中に煽動されているだけの印象があります。
従って私は問2こそは個人のマニュフェストと言うべき内容として満足していますが、問1に関しては全くの無意味だと考えています。