2回目の開催です。ロシア。
予選はやっぱりどうしようもない感じでメルセデスが1-2。その後ろはボッタスがいてフェラーリが2台。その後ろはフォースインディアが2台、とメルセデス PU がいっぱいです。
決勝スタート直後、セーフティーカーが導入されるクラッシュが起こるものの、ポールスタートのニコはトップをキープ。ルイスにつつかれつつもこのままかと思いきや、まさかのマシントラブルでリタイヤ。スロットルダンパーとかいうところのトラブルだったらしいです。川井ちゃん情報によれば部品自体はすごくお安いらしい。
その後再度のセーフティーカー導入はちょうどタイヤ交換ウインドウのあたりだったため、多くの車がピットイン。しかし上位はほぼステイアウト。まぁ、相手を見ながらポジション重視ってことでしょう。
タイヤ交換では久しぶりに長く走った方が有利、という状況に。いつもは相手より早めにピットインするアンダーカットですが、ロシアでは逆のオーバーカットでフェッテルがボッタスをかわします。同様にフェッテルの直後を走っていたキミも、と思いましたが、ちょっと足りずにボッタスの後ろ。あと1〜2周で前へ出られたと思われますが、これが最後まで響きます。
その後は時々リタイヤする車も出るものの、淡々と周回を重ね、ファイナルラップ。3位争いをしていた ペレス→ボッタス→キミ がタイヤが痛んでいたペレスを交わして ボッタス→キミ→ペレス へ変わります。その後キミがボッタスへ仕掛けるものの、接触してボッタスはコース脇へ、キミもサスペンションを壊して大きくスローダウン。ペレスはもちろん、その後ろにいたフェリペにも抜かれて6位でフィニッシュします。もちろん審議対象。
でもフェラーリ視点だと、そもそもタイヤ交換の時にもうちょっと後でピットへ入れていればボッタスの前へ出られていたわけで。そうするとボッタスはリタイヤすることもなかったわけで。誰も得してない感じです。あ、ペレスが得したのか。
シーズンも終盤ということで一応タイトル争いを気にすると、このレースでメルセデスがフェラーリに3点差をつければコンストラクターズが確定だったらしいですが、ルイスが優勝でもニコがリタイヤでフェッテル2位、キミ5位だとまだお預けです。でも、審議の結果によっては確定するかも?
結局キミへ30秒ペナルティーでタイトル確定らしいです。
ドライバーズの方は確定はまだですが、2位がフェッテルに。まぁ、あんまり意味はありませんが。
そして次戦はアメリカGP。10/25決勝です。