テンプレートタグをちりばめる


とりあえずタイトルと本文は表示されるようになりましたが、これじゃ全然足りません。というわけで、もっといろんなものをちりばめていきます。

まずは最初にお約束、というか縁の下の力持ち的なテンプレートタグを2つ埋め込みます。これらは埋め込む場所も決まっていて

<?php wp_header() ?>
</head>

<?php wp_footer() ?>
</body>

となるようにそれぞれ </head> と </body> の直前に埋め込みます。

これらを埋め込んだことで直接何かが表示されることは基本的にありませんが、WordPress 本体やプラグインがページの表示や機能に関わる出力のために必要なものですので、忘れないように必ず埋め込んでください。どんな内容を出力してるの?と思ったらブラウザのソースを見るといろいろ出力されているのを確認できます。

あと、投稿一覧で次のページへ進むために

<?php posts_nav_link()?>

をループの外へ設置します。ループの外です。

次に投稿日時を表示させたいと思います。投稿日時を表示させるには

<?php echo get_the_date(); ?>

というテンプレートタグを使います。とりあえずタイトルの直後に置いてみました。表示される形式は一般設定の日付のフォーマットに従います。

<?php echo get_the_date( "y/m/d"); ?>

とすれば表示形式を変えられますが、ここで変えるよりむしろ日付のフォーマット設定を変えたほうがいいでしょう。

次は投稿者名を表示してみます。投稿者名を表示するテンプレートタグは

<?php the_author(); ?>

です。投稿日時の後ろに置いてみました。

次はブログのタイトルをページのタイトルに設定します。タイトルタグなので html のヘッダー内に

<title><?php bloginfo('name'); ?></title>

同様に表示領域のヘッダー内のサイト説明も

<p><?php bloginfo('description'); ?></p>

とします。ヘッダー内のタイトルは多分 H1 でくくられているでしょうから

<h1><?php bloginfo('name'); ?></h1>

になりますが、左上のタイトルはクリックしたらトップページへ戻るのがお約束ですので

<h1><a href="<?php bloginfo('url'); ?>"><?php bloginfo('name'); ?></a></h1>

とします。ロゴ画像を使う場合はスタイルシートと同様に

<img src="<?php echo get_stylesheet_directory_uri(); ?>/logo.png" alt="<?php bloginfo('name'); ?>">

って感じで。

そろそろお気づきかと思いますがテンプレートタグで出力した内容は通常のテキスト同様に html タグでマークアップできます。ですので投稿表示部分も

<div id="post-<?php the_ID(); ?>" <?php post_class(); ?>>
<h2><?php the_title(); ?></h2>
<p class="whenwho"><?php echo get_the_date(); ?>
<?php the_author(); ?></p>
<?php the_content(); ?>
</div><!-- post -->

としてスタイルなどを適用していきます。投稿を囲んでいる div には投稿固有 ID とカテゴリその他各種クラスが出力されます。同様に body タグも

<body <?php body_class(); ?>>

としておきます。

また同様にテンプレートタグは()の中身によって出力内容が変わる場合があることもお気づきかと思います。これについてはテンプレートタグによってさまざまですので詳しくは Codex をご参照ください。

テンプレートタグ – WordPress Codex 日本語版

次は WordPress が使うスタイルを設定します。

今回使ったファイル:templatetag01


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