今年は中東で唯一の開催になったアブダビですが、夕暮れの時間帯に行われるレースという意味でも唯一のレースです。スタートから気温と路面温度が下がっていくというのはここだけですが…あんまり影響ないような気がします。
予選はもしやマクラーレンの 1-2 か?!って流れでしたが結局フェッテルがポールという見慣れた結果に。以降はハミルトン、バトン、ウェバー、アロンソ、マッサ、とトップ3チームのあとにメルセデス、フォース・インディアがそれぞれ2台ずつというグリッドでのスタートになりました。
スタート直後、フェッテルがあからさまに2位以下にリードを保って1コーナーへ入っていきます。こうなるとグイグイ逃げて DRS が使える頃には 2.6 秒のリード、といういつものパターン。しかしそう思ったのもつかの間、2コーナーでスピンしながらコースアウト、右リアタイヤがバーストしていました。結局ピットまで戻るものの、車体へのダメージが大きかったらしくそのままリタイアとなります。
この混乱を横目に見つつアロンソは順位を2位に。フェッテルのトラブルとは無関係にオープニングでとにかく順位を上げないと、という目論見だったようです。そしてここでレース自体は終了。優勝はハミルトン、2位にアロンソ、3位はバトンで表彰台とインタビューは赤白な感じの画面になりました。
というわけで長かった 2011 シーズンも次戦ブラジルで終了です。決勝は11/27。新大陸ですので、日本時間では深夜1時からのスタートになります。