F1 2009 Rd.10 ハンガリーGP


2年ぶりらしいアロンソのポール・ポジションでスタートしたハンガリーGP。最近、地味に結果を残してきているだけに期待したんですが、ホイール脱落でリタイアは予想外でした。だからってフラビオが途中で帰っちゃうのはどうかと思いますが。

とはいえ表彰台はハミルトン、ライコネン、ウェバーという今シーズンとしては珍しいというか、すでに懐かしいとも感じてしまう顔ぶれに。最近(イギリス以降だっけ?)のマクラーレンはホントに早くなったようです。というか、Q1 も突破できないようなとこからここまで変わるというのは単純に驚きました。

逆に「あれっ?」だったのがヴェッテル。スタートでずるずると後ろに沈んでそのまんま。結局リタイヤだったのでドライバーズ・ポイント的にはバトンに差をつけられることに。残りレース数を数えてるであろうバトンにとってはラッキーな結果でした。

逆にコンストラクターズはブラウンGP の独走が崩れました。ハンガリーGP 終了時点でブラウンGP が114ポイントなのに対してレッドブルは98.5ポイント。1レースで最大18ポイントを縮めることが可能なので、いきなり逆転という展開もアリです。

そしてフラビオが帰っちゃったから、というわけではありませんがルノーチームに対してタイヤが脱落したことに対してヨーロッパGP への出場停止という処分が下されたとか。アクシデントというよりミスですし、あれだけ派手にタイヤが飛んでいった(基本的には飛ばないような構造になってます)わけですから危険の度合いからすれば無茶とも言えない処分かも。とはいえもちろんチームは控訴してますので、確定ではありません。

これからイベント開催で1か月、チーム自体は2週間の夏休みに入るという意味で第1部が終わったので今シーズンをまとめるとこんな感じ。

  • KERS ってちょっと重くて使いにくいけど、うまくはまればきっと速いよねー?
  • ブラウンGP が去年分の金と時間でどかんと開幕ダッシュ
  • 灰色のダブルディフューザーが白判定
  • 他のチームは金をどかんと突っ込んで新パーツを開発・投入して追いつく ←いまココ

F1 マシンの性能の伸びしろ≒資金力なのでブラウンGP はこの先の進歩はほぼないでしょう。というわけで 2009シーズン第2部は残りレース数をにらみながら差をどこまで詰められるか、という流れになると思われます。チャンピオンシップ・ポイント的な意味で。

というわけでこれから1か月の夏休み。次戦はバレンシアでのヨーロッパGP。8/23 決勝です。


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