ええぇぇえ?と驚きのタイムで予選2位を獲得した現元チャンピオン、アロンソの母国グランプリ。スタートは奇数グリッドのマッサに先を行かれるものの3番手キープ。その後も極端、というほどの作戦ではなく健闘するもののエンジントラブルでリタイア。最後まで走ってたらどこまで粘れたのか気になります。
レースとしては、相変わらずの抜けないコースということで特に白熱するような場面はなかったものの、なぜかトラブルが続出。スタート直後の接触でセーフティ・カーはしょうがないとして、コバライネンのクラッシュはゾッとしました。高速コーナーの入り口でアウト側のフロントホイルが砕けてそのままタイヤバリアへ。まさに突き刺さって、しかも下へ潜り込むような形、でしたが、外傷はナシとのこと。現場の状況が映されず、青いシートが広げられていたのはヤな感じでしたが、担架の上とはいえお約束の親指を立てた姿が見れたので安心しました。
ほかにも、これほど派手ではないもののトラブルが多く、エンジンだとか接触だとかで結局完走13台。なぜだかサバイバルなレースでした。
ところでトラブルとはちょっと違うんですが、去年からだっけ?のセーフティ・カーのルールってやっぱり微妙です。今回、2回目のセーフティ・カーとニック・ハイドフェルドのあらかじめ予定していた燃料補給が偶然同じタイミングになってしまったために、結果として最後尾へポジションを落としてしまうことになりました。
セーフティ・カー導入直後、隊列が整うまでは燃料補給が禁止されるのがルール。でも燃料切れになるとリタイヤなので、燃料の残量によってはペナルティ覚悟で給油せざるを得ない。
2回目以降はともかく1回目の給油のタイミングは予選終了時点で決まっているので、搭載燃料量と1回目のピットインの周回数をあらかじめ申告しておく、とかやりようはあると思うんだけど。だめかしらん?
おっと、忘れそうになってた結果はフェラーリ1-2。これでコンストラクターズはトップかな?ペースを見てるとこの先のシーズンがつまんないことになりそうなのがちょっと心配ですが、少なくともカナダぐらいまでは楽しめるんじゃないでしょうか。:roll:
次戦はトルコGP。5/11決勝です。えーと、トルコまではヨーロッパなんだっけ?あとスーパーアグリがどうなるのかも気になるところです。もし空席になった場合の展開も。