いわゆる PCUNIX で遊ぼうと思うと問題になるのが HD です。ポンと1台増設できれば簡単なんですが、なかなかそうはいきません。となると既存のドライブでなんとかしたくなるのが人情。万人にはお勧めできませんが、失敗しても泣かない自己責任でよろしく。
まずはデフラグでファイルの位置を前方へ寄せます。寄せて!寄せて!!ばあや!もっと締めて!!
以前、既存のパーティションのサイズを「チョチョチョイッ」と変更できたような記憶があったんですが、今回調べてみたらどうやら FAT 限定だった様子。NTFS と FAT じゃ使えるツールが違うッポイです。困ったな、と思いつつさらに検索してみると NTFS でもなんとかなりそうな気配。KNOPPIX に含まれる QTParted というツールが使えるらしいです。
QTParted の使い方はググればいっぱい出てきます。GUI なので操作自体は問題ないでしょう。問題があるとすれば起動ですが、ググって出てくるサイトで詳しく紹介されてますので、そちらをご参考ください。
と、これで終わってくれれば良かった but ネタにはなりません…私のトコではエラーが出ちゃいました。なんか不良セクタがあるとか言われてます。おかしいなぁ、と思いつつ Windows へ戻ってチェックディスクしてみたんですが、エラーは無し。再度 QTParted へ戻ってもやっぱりエラー。困ったもんです。とはいえ、ココを突破しないと先がありません。
さらにいろいろ調べてみると、どうやら QTParted は ntfsresize というコマンド(?)のフロントエンドらしいことが分かりました。とりつく島もないエラーダイアログよりは多少可能性があるかも?ということで CUI での作業開始です。
ntfsresize についてもググればたくさんのページが出てきます。具体的なコマンド付きで解説されているので難しいことは無いでしょう。私は途中入力する容量を減らす量だと誤解してました。正しくは先頭から確保する量です。ちゃんと説明読もうよ。
そしてやっぱりエラーが出ました。内容は同じく不良セクターあるよ?って。困ったもんです。んが、コマンドのオプション一覧を見ると強制実行のオプションがあります。うふふふふ。もちろん、失敗すればデータは飛ぶでしょう。まぁ、もしそうなったらすっぱり Windows をあきらめて HDD まるごと FreeBSD にすればいいだけです。おほほほほ、それはそれで楽しいかも?なんてドキドキしながら Enter キーを押下。途中最終確認が入りつつ、終了。うまくいったかどうかはよく分かりません。ntfsresize が終わったらそのまま fdisk で領域確保しなきゃだからです。これをやって初めて確定(?)するッポイです。なので ntfsresize で入力した容量は忘れないようにしましょう。間違った容量を指定すると…どうなるんでしょ?
というわけでとりあえずひととおり終わったはずなので、Windows を起動してみました。おほほほほ。ちゃんと起動してます。チェックディスクしてみたらエラーもありませんでした。どうやら成功したようです。
今回は1つのドライブの1つのパーティションを2つに分けました。A→A1+A2ってことです。なので A+B→A+C1+B2 など他のパターンがうまくいくかどうかは私には分かりません。同じパターンでも再度成功するかは分かりません。もし、あなたがチャレンジするときはくれぐれも自己責任でよろしく。