そりゃ、勝てるわけがない


なんとなく予想はしてましたが、改めて数字を見ると今年の結果はすごく納得できます。2005年F1テスト日数番付記事では「フェラーリだけが他の倍以上テストしてる」とコメントされていますが、どうせならフェラーリのトコロは赤く塗って欲しいですね。同時にミナルディとジョーダンも。つまり、BSとミシュランで比べるとテスト日数は96対196。そりゃ、ワンサイドゲームになります。しかも、タイヤに要求される距離が2004年以前の倍以上になってます。おそらくテストも同じ距離+αが必要でしょう。テストで走らせる台数がチームによって激しく違うとかなら単純に日数だけでは比較できませんが、そんな話は聞かないし。テストでの走行距離も同じような比になると思われます。来年からはチーム数が変化するので多少状況が変わるとは思いますが、今年分のデータ差を埋めるのはかなり大変そうな…それともエンジンが変わってタイヤへの負荷自体が変わってくるようならいったんリセットっぽい状況になる?そしてついでだから書いちゃいますが、タイヤって今年はトータルのコスト上がってる気がするのはキノセイでしょうか。レースディスタンスでのテストが必須、って部分まで考えると開発費がすごいことになってそうじゃないですか?耐久重視に振ることで速度を落として安全面を確保、という側面はあるにしても。タイヤ自体(材料費)は大した金額じゃないでしょうから、短い距離で開発できるタイヤを履き替えて使うほうがタイヤ全体のコストは圧縮できそうに思います。今年も結局4セットぐらい?は使ってるんだし。週末とおして1セットに制限すればコストも安全も確保できるのかもですね。


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