F1 2011 Rd.8 ヨーロッパGP


スペインでの2レース目、ヴァレンシア。モナコから3戦続いての市街地コースシリーズ(?)の完結編です。

予選はやっぱりレッドブル、またも1-2、しかもフェッテルが前。3番手はハミルトン、その後ろはフェラーリ2台、バトンを挟んでメルセデスがまた2台という結果でした。トップ3チームはたぶんレベルが違う感じです。

スタートでは前の2台は危なげなく、その後ろではハミルトンがイマイチだったのに対して5番手スタートのマッサが異様に素早く加速しハミルトンの前へ出ます。しかし1コーナーではアロンソが外から前へ。フェッテル、ウェバー、アロンソ、マッサ、ハミルトン、ロズベルグ、バトンという順の隊列になりました。

その後21周目にアロンソがウェバーをパスしますが、29周目のウェバー2度目のピットインが今回のレース最大の見せ場だったと思います。まずウェバーがピットイン、この時点でアロンソは出来るだけはやくピットインしなければならなくなります。なのでアロンソは次の週にピットイン、しかしなぜかピットロードを出たところからの加速が悪くウェバーに前へ行かれてしまいます。そしてこの形になればフェッテルは楽にピットイン可能です。というわけでレッドブルはここで見事なチームプレイを決めたのでした。

その後は3回目のピットインでウェバーがコースへ戻ったところでバックマーカーに引っかかったのを利用してアロンソが前へ出てフィニッシュ。レッドブルの2台にフェラーリが割り込んだ表彰台となりました。そして全車完走。2005年のイタリア以来?との川井ちゃんのコメントです。

というわけで KERS とか DRS ゾーンが2カ所とかいろいろありましたが、去年までとあまり見栄えが変わらないレースでした。タイヤがズルズルでドライバーは大変だったと思うけど。チャンピオンシップとしては去年と違ってワンサイドゲーム。ホント、いつ決めちゃうんだろう。

次戦イギリス GP はもちろんシルバーストーンサーキット。7月10日決勝です。


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